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コンピュータの時計が2001年3月24日以前に設定されています。

 PowerMac G4 MDD の電源を入れると、こんなアラート(?)が出るようになった。

コンピュータの時計が2001年3月24日以前に設定されています。
 手動で時計設定してやるも、一旦電源を切ると、また出る。
 P-RAMクリアや、PMUリセットを試してみたが、ダメ。
 やはり、ロジックボード上に搭載しているリチウム電池が消耗したのだろうと思い、扉を開けて、テスターで電池の電圧を測ってみると3.6Vある。特に消耗しているとは思えない。
 電池を外して、電池やロジックボードの電池ホルダの接点を掃除してみるなどをしてみたが、ダメ。
 電池を外した際、電池単体で電圧を測ってみたら3.7Vある。電池を電池ホルダに戻して測ると1.4Vまで低下した。これは、電池が消耗してきていると見ていいのか? しばらくすると、3.6Vに戻っていたのだが…。 それとも、電池でバックアップしているデバイスのどれかに問題があるのだろうか? 
 ハードウェアテストのCDを入れて再起動し、簡易テストをしてみたが、異常なし。
 試しに新しい電池を、と思っても手持ちないし、新たに買うと結構高いしなぁ…。(新しい電池に換えても改善しなかったら、無駄になるし。)
PowerMac G4 MDD のリチウム電池

 起動してしまえば、自動でインターネット上のタイムサーバーと時計合わせをするので実害はほとんどないと見ていいだろう。細かいこといえば、時計合わせをするまでは狂った日付と時刻(1970年1月1日 午前9時スタート)で動いているので、それまでのシステムログ等は狂ったままの時刻で記録されてしまう。(でも、普段はログなんか見ないし、何かあった時も、そのようになっていることが解った上でログとかを見ればいいワケだし。)
 ただし、タイムサーバーと時計合わせができなかった時、手動で時計合わせをしないと、通常オペレーションにも支障が出る場合がある。試しに、時計が狂ったままの状態でFinderにてファイルコピーしようとした時、容量不足とか言われてできなかった。(時計合わせ後は、ちゃんとできる。)

 まぁ、このMDDは稼働率もかなり低い上に、ネットで時計合わせもさせてるから、特に実害がないだろうし、ということなので、放っておこう。


 んでもって、ハードウェアテストを試みようとした際に気付いたこと。
 「キーボードの“C”を押しながらでのCDから起動させるには、光学ドライブがATA33のIDE端子につながっていなければならない。」
 実は、このMDD。ATA66の端子が空いていたので、こちらの方が速いのだからより良いだろうという安易な考えで、光学ドライブをATA66のIDE端子につなぎ換えていたのである。だからなのだろう。“C”キーを押しながら起動させてもCDからは起動しなかったのだ。これを元のATA33の端子に戻してやったら、“C”キーを押しながらでCDから起動できたのでした。
PowerMac G4 MDD の ATA I/F
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