2014.05.05 Monday
スリープから勝手に起き上がる件の解決編
以前、Mac Pro(Mid 2006)が眠りが浅くて勝手にスリープから起き上がっては寝るというのを繰り返すと書いた。[ LiNK (sneakers.ddo.jp) ]
そして、それはリプレースした Mac Pro 2013 でも引き継がれてしまっていた。
いーかげん、ちゃんと調べないとイカンな、と重い腰を上げました。
syslogには、“kernel[0]: Wake reason: XHC1”と記録されている。 “XHC1”とは、USB3.0機器のことらしい。 確かに、USB3.0のHUBを介してUSB3.0で外付けのHDDを接続している。 だが、これをMacProからケーブルを引っこ抜いてても、勝手にスリープから起き上がってくるのだ。 そして、syslogには“Wake reason: XHC1”と記録されている。USB3.0の機器がひとつも接続されていないにも関わらずである。
で、今回、USB接続されているものをひとつひとつ外しては付けを繰り返してみたところ、BuffaloのUSB-HUB(BSH4A02WH:個別スイッチの付いたUSB2.0のHUB)を外すとピタリと治りましたよ!
ちゃんとUSB-HUBとして使えてたので、あまり疑ってませんでしたよ。
でも まぁ なんか納得。 というのも、なぜか、俺が買ってくるBuffalo製品は壊れやすかったりとかするんだよな。 俺って、やっぱ、Buffaloとは相性悪いわ、と改めて思ったのでした…。(つっても、買ってから何年か経ってたと思うので、経年劣化でノイズに弱くなってたのカモしれませんな。)
そして、それはリプレースした Mac Pro 2013 でも引き継がれてしまっていた。
いーかげん、ちゃんと調べないとイカンな、と重い腰を上げました。
syslogには、“kernel[0]
で、今回、USB接続されているものをひとつひとつ外しては付けを繰り返してみたところ、BuffaloのUSB-HUB(BSH4A02WH:個別スイッチの付いたUSB2.0のHUB)を外すとピタリと治りましたよ!
ちゃんとUSB-HUBとして使えてたので、あまり疑ってませんでしたよ。
でも まぁ なんか納得。 というのも、なぜか、俺が買ってくるBuffalo製品は壊れやすかったりとかするんだよな。 俺って、やっぱ、Buffaloとは相性悪いわ、と改めて思ったのでした…。(つっても、買ってから何年か経ってたと思うので、経年劣化でノイズに弱くなってたのカモしれませんな。)
そして、調査の過程で改めてネットワーク設定の見直しをしたので、それをここに記しとく。
1.ネットワークデバイスをコマンドから確認する。
# networksetup -listnetworkserviceorder
An asterisk (*) denotes that a network service is disabled.
(1) Bluetooth DUN
(Hardware Port: Bluetooth DUN, Device: Bluetooth-Modem)
(2) Ethernet 1
(Hardware Port: Ethernet 1, Device: en0)
(*) Ethernet 2
(Hardware Port: Ethernet 2, Device: en1)
(*) Wi-Fi
(Hardware Port: Wi-Fi, Device: en2)
(*) Bluetooth PAN
(Hardware Port: Bluetooth PAN, Device: en9)
(*) Thunderbolt Bridge
(Hardware Port: Thunderbolt Bridge, Device: bridge0)
2.使用していないネットワークデバイスのIPv6をOFFに。
# networksetup -setv6off Wi-Fi
# networksetup -setv6off "Bluetooth PAN"
# networksetup -setv6off "Thunderbolt Bridge"
"Ethernet 2" は、既にoffにしてた。
システム環境設定を開いて、それぞれIPv6がoffになっているかを確認する。
Wi-Fiとかが、IPv4がon(「DHCPサーバ使用」)になっていたので、off(「切」)に設定し直した。
使用中の “Ethernet 1” のIPv6は、「リンクローカルのみ」にしておく。「切」にすると、iTunesにてWi-Fi経由でのiPhoneやiPadの同期ができない(マウントしない)のである。
あと、“(1) Bluetooth DUN” というのが、先のコマンドでの確認で出ていて、しかも “*” ではなく “(1)” となっていることから有効なサービスであることになっている。 しかし、システム環境設定のネットワークでは、そのサービス名は表示されていない。「+」を押して “Bluetooth DUN” を一旦追加、その後に「−」を押して削除したら、今度はコマンドでの確認でも出てこなくなった。
# networksetup -listnetworkserviceorder
An asterisk (*) denotes that a network service is disabled.
(1) Ethernet 1
(Hardware Port: Ethernet 1, Device: en0)
(*) Ethernet 2
(Hardware Port: Ethernet 2, Device: en1)
(*) Wi-Fi
(Hardware Port: Wi-Fi, Device: en2)
(*) Bluetooth PAN
(Hardware Port: Bluetooth PAN, Device: en9)
(*) Thunderbolt Bridge
(Hardware Port: Thunderbolt Bridge, Device: bridge0)
このとき、これが勝手にスリープから起き上がってくる原因か!? と思った(のだが、結果は前述の通りUSB-HUBだった)。
Bluetoothは、Mac Pro の内部では USB I/Fに接続されているのである。 これは、システムプロファイラで確認できる。 MacBook Airとかは、Bluetoothの他にFaceTimeカメラもUSB接続となっているのが判る。
1.ネットワークデバイスをコマンドから確認する。
# networksetup -listnetworkserviceorder
An asterisk (*) denotes that a network service is disabled.
(1) Bluetooth DUN
(Hardware Port: Bluetooth DUN, Device: Bluetooth-Modem)
(2) Ethernet 1
(Hardware Port: Ethernet 1, Device: en0)
(*) Ethernet 2
(Hardware Port: Ethernet 2, Device: en1)
(*) Wi-Fi
(Hardware Port: Wi-Fi, Device: en2)
(*) Bluetooth PAN
(Hardware Port: Bluetooth PAN, Device: en9)
(*) Thunderbolt Bridge
(Hardware Port: Thunderbolt Bridge, Device: bridge0)
2.使用していないネットワークデバイスのIPv6をOFFに。
# networksetup -setv6off Wi-Fi
# networksetup -setv6off "Bluetooth PAN"
# networksetup -setv6off "Thunderbolt Bridge"
"Ethernet 2" は、既にoffにしてた。
システム環境設定を開いて、それぞれIPv6がoffになっているかを確認する。
Wi-Fiとかが、IPv4がon(「DHCPサーバ使用」)になっていたので、off(「切」)に設定し直した。
使用中の “Ethernet 1” のIPv6は、「リンクローカルのみ」にしておく。「切」にすると、iTunesにてWi-Fi経由でのiPhoneやiPadの同期ができない(マウントしない)のである。
あと、“(1) Bluetooth DUN” というのが、先のコマンドでの確認で出ていて、しかも “*” ではなく “(1)” となっていることから有効なサービスであることになっている。 しかし、システム環境設定のネットワークでは、そのサービス名は表示されていない。「+」を押して “Bluetooth DUN” を一旦追加、その後に「−」を押して削除したら、今度はコマンドでの確認でも出てこなくなった。
# networksetup -listnetworkserviceorder
An asterisk (*) denotes that a network service is disabled.
(1) Ethernet 1
(Hardware Port: Ethernet 1, Device: en0)
(*) Ethernet 2
(Hardware Port: Ethernet 2, Device: en1)
(*) Wi-Fi
(Hardware Port: Wi-Fi, Device: en2)
(*) Bluetooth PAN
(Hardware Port: Bluetooth PAN, Device: en9)
(*) Thunderbolt Bridge
(Hardware Port: Thunderbolt Bridge, Device: bridge0)
このとき、これが勝手にスリープから起き上がってくる原因か!? と思った(のだが、結果は前述の通りUSB-HUBだった)。
Bluetoothは、Mac Pro の内部では USB I/Fに接続されているのである。 これは、システムプロファイラで確認できる。 MacBook Airとかは、Bluetoothの他にFaceTimeカメラもUSB接続となっているのが判る。
Comments