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好みのスピーカーを求めて

 最近、小型で良質なスピーカーが欲しい病が発症していた。(ナニそれ。 笑)

 今、BOSEのM3をMacProにつないで音楽を聴いている。
 M3は、このサイズにしては結構低音が出てくれる。ていうか、ブーミーで高音域の伸びが全然良くない。なので、イコライザーで低音を抑えて高音が出るような設定にしてたりするのですよ。
 そして、もっとピュア・オーディオ寄りのスピーカーが欲いなぁ、という思いがだんだん強くなってきていたのでした。

 改めて、M3を床置きにして聴いてみた。サイズの割に良い感じで鳴ってくれることを改めて認識した。けれど、高音域の伸びが足りない。やっぱり、iTunesのイコライザで“Treble Booster”を設定すると丁度良いくらい。それでもワイドレンジ感がイマイチ乏しいのは拭えないのだけれどサ。
BOSE M3を床置きで聴いたみた

 そんなこんなで、今年に入ってから何度かお店へ試聴しに行ってたりしてます。
 当初は、JBLの4312M2あたりが良さげかな、と思っていた。あこがれのJBLだ。けれど、ビックカメラで展示品を聴いてみたところ、なんだかチープな音に感じた。展示環境の所為だろうか? 
 次に、VictorのSX-WD30とかSX-WD50のウッド・コーンのスピーカーを聴いてみたけれど、ピュア・オーディオってな方向性のものではないなと感じた。良くも悪くもエントリー向けミニコンポ用って感じがする。(てか、ミニコンポとのセット品で展示されてたし。)

 その後日、B&Wの686にターゲットを移して、今度はヨドバシに行って(視聴ブースではなく)展示品の686を聴いてたら、DENONのメーカー説明員の方から、同価格帯ならDALIのLEKTORの方が癖がなくて良いよ、とお勧めされた。聴き比べた感じでは、LEKTORの方が元気に鳴ってた。
 DALIって、デンマークの会社なのね。(B&Wは英国。)

 さらに後日、ヨドバシで、前回とは違うDENONの人にアドバイスを受けながら(以降、毎回この人が応対してくれました)、DALIのLEKTOR2とB&Wの685を中心に聴き比べてみた。
 685と比べてLEKTOR2の方がワイドレンジな感じがした。特に高音域で、そう感じた。けれど、聴き疲れしないのは685の方かもしれない。低音域での判断はつき難かった。 この日、帰る前にB&WのCM1の前でちょっと足を止めて耳を傾けてみた。高音域が綺麗で伸びが良い。しかし、低音域がずいぶん軽い感じがした。展示環境の所為もあったのかもしれないが。

 さらにさらに後日となる今日、DALIのLEKTOR1, LEKTOR2, IKON1MK2 を聴き比べにヨドバシに行ってきました。
 今度は、気持ち的にLEKTOR2で決まりかな、と思って試聴に挑んだのだが、どうも私の好み的にはLEKTOR1の方が良い感じな気もする。とはいえ、もの足りない感じが残るのも確か。
 そこで、IKON1MK2はどうだ、とアドバイスを受けて聴いてみると、LEKTOR1, 2よりは良い感じ。低音域は合格ラインだが、高音域のきらびやかさが少し物足りない感じがする。
 この日、JBLのミニコンポ(SAS100)にセットで展示されていた4312M2を再度ちょっとだけ聴いてみたが、以前にビックカメラで聴いた通りのチープ感が拭えず、私的にはダメだった。

 うーむ。IKON1MK2あたりで妥協しておくか? 
 この価格帯の奴にするのなら、再度、B&WのCM1あたりのをちゃんと視聴してみるかなぁ? 

 ちなみに、アンプはラステーム・システムズのRDA-520というフル・デジタルの奴で、と考えている。(今のところ、これ一択。)
 AirMac Expressのオーディオ出力端子は、光出力も備えている。そこで、AirMac Express のAirTunes機能を利用して、iTunesのライブラリをLAN経由でアンプまで、デジタルのままで音楽を垂れ流すシステムを構築しようと計画しているのだ。

 今日、ヨドバシでDENONの人に話を聞くと、デジタルアンプはどこもそれほど力を入れていないらしい。要は、デジタルアンプが登場した当初に予想されたほどは流行ってない、ということらしい。 PCオーディオ分野(?)とは違い、ピュア・オーディオを志す人たちには好まれないのかな? 
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