MacOS X(Tiger)での syslogd のオプションを、
/usr/sbin/syslogd -u -m 0
としてやることで、/var/log/system.log にログが記録されるようになったのである。
(当然、WN-APG/A, WN-AG/C のsyslog設定もしておく。チェックボックスをポチッとしてサーバのIPアドレスを入れるだけだけど。)
Linuxでは なにがどうでダメだったのかが ??? だけど、使えるようになったので、まぁ、良しとするか。
んで、MacOS X の syslogd である。
設定方法とかとかが、Linux とか FreeBSD とかと勝手が違って、ちぃとばっかし苦労した。
OS起動時の syslogd の起動や設定は、 /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.syslogd.plist に書かれている。
このファイルの書式が XML とやらで、私自身よく解っていないので、色々とネット上を漁って情報を得たところ、要はこのファイルの、
<string>/usr/sbin/syslogd</string>
と言う行の辺りを、
<string>/usr/sbin/syslogd</string>
<string>-u</string>
<string>-m</string>
<string>0</string>
としてやれば良いようだ。
syslogd の再起動は、
kill -HUP `cat /var/run/syslog.pid`
とするのはダメなようで、launchctl コマンドを使用してやらねばならないようだ。
実行方法は、次の通り。
launchctl stop com.apple.syslogd.plist
launchctl unload /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.syslogd.plist
launchctl load /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.syslogd.plist
launchctl start com.apple.syslogd.plist
あと、/etc/daily が実行されたであろうタイミング以降、ログが記録されなくなってしまう状態になってしまっていた。これは、/etc/daily での syslogd の再起動方法が前述の kill コマンドを使う方法で書かれている為で、launchctl コマンドで再起動させてやるように書き換えてやればうまく行くようになった。
他に、/var/log/asl.log にも同時にログが記録されている。で、asl.log がローテーションされないようなので、このファイルもローテーションするようにしてやるのが良いだろう。
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