1st. Generation である私のMac Pro。
まだ、Leopard(10.5)のままであるが、ファームウェアが古い所為で Snow Leopard(10.6)に移行しても、その売りのひとつである 64bitカーネルの環境を使うことはできないらしい。(64bit対応ファームウェア・アップデートをお願いしますよ! > Appleさん。 …あるいは MacPro1,1 のハードウェアでは、ファームだけではどうしようもない何かがあってダメなんだろうか?)
このMac Proを買って、まだ2年半。4, 5年使い続ける為にハイエンドクラスを選んだのだけれど、もう最新環境を追えなくなるのが、なんだか悔しい気もする。
とはいえ、最新環境がどうしても必要なワケじゃなし、現環境に特に不満があるワケでもなし。
てことで、HDDの増速と、メモリの増設を敢行することにしてみた。
STARDOM社の Pro Drive(Model No. PD2500)という、2.5インチHDDでRAID 0/1のドライブとしてMac Proに内蔵できるHDDケースを買ってみた。
これに、Seagate社のST9500420AS(7,200rpm、500GB)を2機入れて、RAID 0にしてみた。
Xbench 1.3 でテストしてみると、HGST社のHDT721010SLA360よりは速いのだが、WD社のWD1001FALSとは大差ない結果に…。ちょっと期待外れ。つか、WD1001FALSが少しお高いだけのことはあるってことなんだろうな。
左 Pro Drive、中 HDT721010SLA360、右 WD1001FALS
(クリックして見てね)
もっと速くというのなら、SSDでRAID 0をやれってことですか。そうですか。
速度的にはWD1001FALSと大差ないが、清音という意味では、Pro Driveの方が上。Pro Driveに入れてるHDDにもよるんだろうけれど。あと、消費電力が少ないらしいので、その点でも好ましいですな。HDDが2台で1組ということで、故障率が上がるというリスクもありますが。
そうそう。Pro Driveは、起動時やスリープ解除時に、ほんの一瞬ピッとブザー音がする(載せてるHDDの機種によるのかもしれない)。 このブザー、HDDにエラーが出たら、さぞ、盛大に鳴り続けてくれるんだろうなぁ…。
そうやって遊んでいたら、別途に頼んでいた増設メモリが届きました。
これで、もう少しコイツで戦えます。(何と戦うって? 笑)
増設メモリを取り付けて、起動したら、なんと3GBしか認識されてない状態に! プラス4GBの計8GBとなるハズが、逆に減っとるやんけ!
ちょっと、焦り気味でネット情報を漁ると、直ぐに間違っていることに気がつきました。 増設メモリの取り付け方(ペアとなるスロットの位置関係)を何故か勘違いしてて、その思い込みのままに取り付けていたのが原因でした。 てか、Mac Proの扉の裏にもちゃんと描いてあるやん! おバカ > 俺 (笑)
で、Pro Driveの話に戻る。
実は、Pro DriveをMac Proに取り付ける段階でトラブル発生。他のHDD同様にMac Proに押し込もうとしたのだけれど、最後まで入りきらないのである。
Pro DriveのSTATコネクタを見てみると、何やら傷がついている。なんでや?
内蔵させてる他の3.5インチHDDを外して、SATAコネクタの位置を見比べてみると、0.5mm~1.0mmほどズレてやがった。だから、Mac Pro側SATAコネクタのガイド用突起がPro DriveのSATAコネクタに当たってそれ以上押し込めず、Pro DriveのSATAコネクタに傷が付いたのであろう(この傷が無かったら、そのことに直ぐには気がつかなかったかもしれない)。
取り急ぎ、Mac Pro側のSATAコネクタの固定ネジを外してフリー状態にして、Pro Driveを取り付けてみた。取り付け/取り外しに結構な手間がかかるが、動作的にはちゃんと使えてます。
さて、購入店/発売元にクレーム付けて、良品との交換が正解なんだろうが、面倒くさいなぁ。(自分で手を入れた方が早そうなんだけどネ。)
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