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イージーで安定した音楽再生環境を求めて

 家のメインシステムでは、iPod touch(2G)や MacのiTunesからLANを通してAppleTV(3rd.G)へ、そこのOptical出力からデジタルアンプを経てスピーカーで音出しという経路で音楽を再生している。 ソリューションとしては所謂AirPlayしているワケだが、実のところ安定してるとは言いがたい状況だったりするのである。
 ならば、LANではなくBluetoothならどうだろうと思い、試してみた。
 AppleTVはギガビットの有線LANに接続している。iPod touchはAirMac Extreme BaseStation(ルーター機能は使用せず、単なるアクセスポイントとして使用)経由でLANに接続。 この環境でAirPlayしてて、時々接続が切れる(音楽再生が切れる)ことがあるのだ。 さらに、iTuensを走らせるMacは有線LANでAppleTVと接続しているのだが、こっちも1時間程続けて再生してると接続が切れてしまうことがある。
 電子レンジを使い始めたら、と言う場面なら解らなくもないが(ぃゃ、実際、階下で電子レンジ使い始めたら途切れ途切れになってしまうんだけれど、全然使ってないときでも切れる事もあるし)、そもそもMacのiTunesからは有線LAN(無線LANを経由しない)通信路であり、その時でも起こるってことは、無線LAN絡みではないと判断できる。 じゃあなんでだよ? 
 「AirPlayの音が途切れる」でググったら、SNMPをOFFにしたら改善する場合があるって情報もあるが、これはAirMac Expressの場合の話のようだしなぁ(AppleTVにSNMPの設定は見当たらない…、ぃゃ、AppleTVではOFF設定できないだけで機能としてはあるとか?)。

 そんなところに、YAMAHAからBluetooth接続の入力をCOAXIALで出力するアダプタ機器 YBA-11 とかいうのを見つけた。元々は同社のAVアンプをBluetooth対応させるためのアクセサリー機器なのだが、他社製でもCOAXIAL入力のある機器だったら使えそうである。(別途に電源供給源を用意する必要がある。) 家のメインシステムのアンプ(RDA-520)にはCOAXIAL入力があり、今は使われずに空いているので、試しに買ってみた。(ググると、同様の製品はYAMAHA以外でもあるようだが、イマイチな評価である旨の書き込みも見受けられる。)
RDA-520に接続したYBA-11

 YBA-11にACアダプタ等の電源供給源は付属していないが、DCプラグ−USBコネクタな形の電源ケーブルが付属されている。 USB出力の電源アダプタならたいていは使えそうなので、取り急ぎ、PS3用コントローラの充電器をつないだ。(真似するなら自己責任でお願いします。)
 iPod touchで1時間程度、音楽を流してみたが、途切れるようなことはなかった。
 音質的にも違和感はない。 以前、iPod touchからSONYのDRC-BT15PというBluetoothレシーバを使ってみたとき、何かアナログ機器を間に通しているフィルター感が顕著であったのだけれど、YBA-11では、そのような感じは受けなかった(今思うと、DRC-BT15Pのアナログアンプ部の特性によるものだった所為もあるかもしれない)。 AirPlayとは極微妙に何か違う感じもしなくはないが、悪くない。 良い感じだ! 
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