以前に、DLNAサーバをVMwareのubuntuにMediaTombを入れて試してみたことを書いた。[
LiNK (sneakers.ddo.jp) ]
今度は実用に向けて Mac mini の Mac OS X Snow Leopard Server 上で稼働させてみた。
まずは前回同様、MediaTomb。 バージョン 0.12.1 をソースコードからコンパイルしてインストールしてみた。configure で、いろいろ無いと言われる。~/.mediatomb/config.xml を書き換えるとそれなりに使えるが、イロイロ再生できないモノも多い。トランスコードするような設定にすればイケるものもあるらしいが、よく解らない上にメンドイよ。
次に、Mac PortsからMediaTombを入れてみた。結構イロイロと関連ソフトをインストールされてしまった。しかし、設定を追い込められていない為か、たいして変わらんかった。
PS3をクライアントにするなら、PS3 Media Server [
LiNK (ps3mediaserver.blogspot.com) ] が良いらしい。
まずは、Stableバージョンの 1.10.5 を試してみた。MediaTombみたいにメンドくない。インストールは PS3 Media Server本体をアプリケーション・フォルダにDrag&Dropするだけだし、設定も共有フォルダを指定するだけで、他はデフォルトのままでいい。しかし、再生できないファイルも結構あった。
次に、バージョン 1.20.409-BETA を試してみたら、1.10.5では再生できなかったファイルも再生できた。DVD-VideoのISOイメージも再生できたが、絵の動いている部分でのインターレースが結構気になる(インターレース解除の設定をOn/Offしても変わらない)し、若干コマ落ちしてる感もある。まぁ、これはディスクイメージから再生せず、HandBrakeとかを使ってインターレース解除済みでリッピングしたファイルをトランスコード無しで再生する方が綺麗かな。ファイルサイズ的にも有利だろうし。
そう思いながら30分ほどISOイメージにしてあるビデオディスクをトラコンで見続けているところで、アクティビティモニタで確認してみると、使用メモリをどんどん消費しまくって空きメモリが無くなってます(実メモリ4GB)。…って、VMサイズ 278.37GBって! swapファイルは 67,108,864 byteのが2つしかないのに何コレ!?(笑)
そして、PS3 Media Server を終了させて、一晩放って置いてもメモリは解放されないままなのである。再起動すればいいのだけれど、システムを無停止のままメモリを解放させるのに Libera Memory Resident [
LiNK (tama-san.com) ] を使ってみるのも良いかもしれない。(これを使うことで何か別の不都合が出る可能性がないとは言い切れないのだけれど。)
それと、MediaTombでも同様なのだが、たまに「メディアサーバーから切断されました」というメッセージが右上に出ることがある。このメッセージが出ても、全然途切れずに再生し続けてるんで、問題は無いのだけれど?
あと、BRAVIA(KDL-40X5000, KDL-26J5)からも PS3 Media Server をメディアサーバーとして認識したが、手持ちのファイルで再生できたのは、JPEGやMP3だけだった。
AQUOS(LC-37DS3)でもできるかなと思ったのだが、この機種は今どきのネットワーク関連の機能が全然搭載されていないのであった。両親にデジカメ写真を大きな画面で見せてあげられたら、と思ったんだけどね。
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