Mac Pro が修理から戻ってくるまでの間の一時的代替機として、この夏に買った MacBook Air を利用する手もあるのだけれど、その選択肢は最初から無かった。 というのも、親用兼自炊用に使用している PowerMac G4 MDD のリプレース計画を企てていたからである。
この G4 MDD は、親用にあてがっているものなのだが、親は年賀状印刷以外はサッパリ使ってる様子がない(デジカメで撮影した写真データは、私が取り込み作業を代行しているし)。 また、親用の iPad2 の母艦でもあり、iPad2 を iOS 5 にアップデートしていくことを考えれば、母艦のOSも最新の Lion(Mac OS X 10.7)にしておいた方が良いんじゃないだろうか。 親はiPad2なら少しは使っているようだし、Lionだとトラックパッドを使えばiPad風の使用感になるから、Macの方も少しは自分で使い始めてくれればいいのだけれど。
そして、G4 MDD は、以前に書いた通り調子が悪い。[
LiNK (sneakers.ddo.jp) ] このままでも使えないワケではないが、直すには修理に出すしかないと判断しており、修理してまで使い続けるつもりもない。
ならば、リプレースするのが良いだろう。
で、そのリプレース案は2通り。
1つ目は、現在お家サーバーとして絶賛稼働中の Mac mini server (Late 2009/Snow Leopard server) を、最新の Mac mini server (Mid 2011/Lion server) にリプレースし、余った Late 2009 の方を Lion(not server)化して、G4 MDD のリプレースとする案。 しかし、Mac mini server は、まだ3年も経ってないし、リプレースには時期尚早かな。
2つ目は、まだ見ぬ新型の Mac Pro がリリースされたら、現行メインマシンである Mac Pro 1st. Generation (Mid 2006) をそれにリプレースし、余った Mac Pro (Mid 2006) を Lion化して、G4 MDD のリプレースとする案。 Mac Pro (Mid 2006) の デュアルコアXeon ×2/3.0GHz という性能は、(私の今の使い方の範囲内では)それほど見劣りするものでもないのだが、丸5年経過ともなれば最新を追い続けるのも難しくなるだろう。 現に Snow Leopard では64bitカーネルとか使えないし、Lionでもそれは変わらないらしい。Lionの次は対応機種から外されるかもしれないし、という状況で、この先もメインマシンとして使い続けるのは俺的にどうなのよ、と。
さて、どうするか。
などと企てているところへ、この緊急事態(Mac Pro の故障)発生である。
故障した Mac Pro は、購入した店舗独自の長期保証に加入しており、まだ、その有効期間中なので、修理は無償で済む可能性が大である(正確には、長期保証加入時に保証代金を支払っているので、「無償」とは言えないのかもしれないが)。 ならば、修理に出さない手はない。(ケース内部に傷を付けてしまっているので、それが改造とみなされて保証対応外にされないかが、ちょっと不安だが。)
修理に出すことにしたので、この Mac Pro のリプレースはせず、もう少し使い続けよう。 長期保証切れ後にまた故障するか、Lionの次が対応しなくなった時に改めて考えようと思う。
修理に出すことに決めたところで、この Mac Pro の修理中の代機はどうするのかという話に戻るのだが、先の G4 MDD のリプレース計画を前倒しすることで Mac Pro の代機を確保することにした。
先のリプレース案の後者の方法は、新型 Mac Pro がリリースされていない今日現在ではまだ使えない。 しかし、代機は今すぐ必要だ。 よって、前者のリプレース案の採用となったワケである。 そして、修理した Mac Pro はリプレースはせず、もう少し使い続けよう。 長期保証切れ後にまた故障するか、Lionの次が対応しなくなった時に改めて考えようと思う。
んでもって、新たに導入する機種として選んだのは、Mac mini (Mid 2011) 。
どうせなら、Core i7/Memory 8GB にしたCTOモデルと行きたいところだが、そうするとお持ち帰りというワケにはいかない(今すぐ欲しいので)。 なので、吊るし品(?)の Core i5 2.5GHz/Memory 4GB のモデルにした。 Mac Pro が修理から戻った後、先のリプレース案をそのまま実施するか、あるいは mini (Mid 2011) の方を G4 MDD のリプレースに転用しても良いかな。 どちらにせよ、それほどCPUパワーを欲してるワケじゃないし、かといって、メモリは4GBは欲しいし、ということで、これに決定したという次第なのである。
かくして、Mac mini (Mid 2011) を購入、お持ち帰りして設置したところが、先の写真だったり。
どうせなので、Mac mini (Mid 2011) のファーストインプレッションも少し書いておく。
設置して、少しウリウリと触った後に、プリインストールされてるLionの再インストールもしてみた。そしてら、iLife系のソフトが消えた。再インストールされず、Appe Store で購入しなければならないようだ。私はパッケージ版のiLife'11を持ってるので、これからインストールした。
Lionをインターネット経由でのリカバリするには、(家の宅内LAN環境からでは)別途にDHCPサーバーが利用できる必要がある。 最初、これが判らずに少しあせった。 結局、Snow Leopard Server で、DHCPサーバーを起動させてリカバリができた。
この mini (Mid 2011)。リカバリとかやってたら、それなりに暖かくなってますね(熱いと感じるほどではない)。 そして、体感として、結構どんくさい。何かをし始めるときに、よっこいしょ、って動き始める感じがする。起動ディスクに東芝製のHDDが入ってるのだが、これが 5,400rpmのタイプで、その所為だろうか? (…早くもSSDに換えたい欲求が。 笑) それとも、ホームディレクトリを外付けディスクにしている所為? (あるいは、その両方か?)
それから、Mid 2011 のモデルから光学ディスクドライブが搭載されていないので、外付けのドライブでも付けないとiTunesでCDの曲の取り込みができない。 他のMacの光学ディスクドライブを共有するリモートディスクでは、オーディオCDやDVDビデオディスクは利用できない仕様。プロテクトのかかっているDVDとかなら話は解るが、基本プロテクト無しであるオーディオCDもダメというのは、なんでやねん!
実は、Mac mini (Mid 2011) と一緒に、Magic Trackpad も買ったのでした。
少し使ってみて、やっぱ、私はマウスの方が良いことを再認識しました。
マウスホイールと、トラックパッドの動きを反対に設定できれば良いのに、と思った。…したら、余計に混乱するかな?
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